新入生自己紹介 陳 媛(M2)

2020年11月07日

こんにちは、中国から参りました陳 媛(チン エン)と申します。
2017年から、京都の日本語学校で、日本語を勉強し始めた。
日本の神社やお寺文化に興味深いので、神社巡りが好き、いわゆる「寺ガール」です。
 
幼児から、教師としての母の影響を受けました。また、自分自身が受けた教育経験から見ると、今の中国の教育制度にはまだ多くの問題が存在し、より多くの研究と改善が必要です。グローバル化が進むにつれて、国際交流がますます便利になり、すると、より便利に、より多くの角度からの研究ができ、他の国の教育活動を参考にして、反省することもできます。そこで、私が広島大学の国際協力研究科の教育開発専門を目指して、2019年の4月から、日下部ゼミの一員となりました。
ここで皆さんと一緒に学習、研究すればするほど、「教育」というものにも、より深く理解できました。
 
私の研究課題は中国深圳と香港の間におけて、越境通学している子どもたちに注目しています。このような越境通学学童は、中国の特別な政治的環境下、特別な時期に生まれたグループです。統計によると、最初は数百人しかいなかったが、今は三万人余りです。彼らは深港両地での適応と成長はますます深圳、香港両政府と社会の注目を集めています。
 
越境通学学童は長い年月をかけて、異なる社会制度、生活様式、教育モード、言語使用、文化習俗がある深港の両地に奔走しています。このような「双城記」の生活は彼らの教育効果に影響を与え、多くの教育問題を引き起こします。彼らのメンタルや自己認識の構築にも大きな影響がみられると考えています。そこで、私も彼らの教育環境をもっと深く理解して、彼らの声を聞きたいと考えています。
 
日下部ゼミの一員となります、幸いです。
今後も、よろしくお願いいたします。
 
陳 媛